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眠れるけど、満たされない夜の正体
眠れる。
寝つきも悪くない。
朝も一応起きられる。
でも、
なぜか満たされない夜がある。
東西線の帰り道。
葛西に近づくほど、
静かな虚無が戻ってくる日があります。
「眠れてるんだから大丈夫」
たぶん周りから見れば、そうです。
体調も崩していない。
仕事も最低限こなせている。
生活も回っている。
それなのに、
心だけが満腹にならない。
葛西駅の改札を出た瞬間、
駅前の灯りがいつもより冷たく感じる。
マクドナルドは今日も賑やかで、
ドトールには一人で座る人がいて、
バス停には無言の列が伸びている。
誰かと話していないわけじゃない。
仕事でも会話はある。
スマホの通知も鳴る。
でも、
家に帰って鍵を開けた瞬間に
「今日も終わったな」だけが残る。
眠れるのに満たされない。
それは、
疲労の問題というより、
承認欲求や安心感の問題かもしれません。
褒められたいわけじゃない。
大げさに必要とされたいわけでもない。
ただ、
「ちゃんと人として扱われた」
そう思える感覚が少ないと、
心だけが空腹のままになります。
その空腹って、
放っておくと静かに広がるんですよね。
だから、
癒しを求めたくなる夜があっても
不自然じゃありません。
寝れば回復する疲れと、
寝ても回復しない疲れがある。
後者はたぶん、
気を張り続けている時間が長い人ほど増えます。
葛西は、
東西線の流れの中で
寄り道として成立しやすい街です。
遠くまで行かない。
駅チカで完結する。
短時間で戻れる。
しかも、静かで、目立ちにくい。
「今日はちょっとだけ整えたい」
その気持ちを、
大げさにしなくていい。
バレない安心と、
余計な説明がいらない気軽さがあるだけで、
選択肢は増えます。
駅から数分の“逃げ場”には、
派手さはないかもしれません。
でも、扉を開けた瞬間に
外の世界が少し遠のく。
話しすぎなくていい距離感。
評価されない空気。
頑張らなくていい時間。
恋愛みたいなものではなく、
安心と承認の回復に近い感覚。
誰かに勝つためでも、
誰かに好かれるためでもなくて、
「自分のままで呼吸できる場所」
そういう時間があると、
眠れるだけじゃ届かなかった部分が
少しずつ満ちていくことがあります。
東西線の帰宅動線の途中だから、
現実から離れすぎないのもいい。
戻れる場所がある前提で、
少しだけ、心を緩められる。
それが、
眠れるのに満たされない夜の“正体”に
静かに効いてくることがあります。
寒い夜。
雨が続く週。
年末みたいに、理由なく焦る時期。
「今日はこのまま帰るには惜しい」
そんな気分になる日があると思います。
無理に変わらなくていい。
ただ今日だけ、少しだけ整える。
それだけで、
明日の朝の空気が
ほんの少し違って感じることもあります。
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